睡眠障害
人は人生の3分の1以上を睡眠時間に使います。しかし現代では5人に1人が眠りに関して問題を抱え、不眠症など睡眠障害で多くの人が悩んでいます。また浅い眠りで睡眠不足を繰り返すと、脳や体の機能が狂い始めて疲労回復・集中力・免疫力などの低下を含めて複雑な悪影響を及ぼします。当サイトでは眠れない環境において不眠のメカニズムだけでなく、様々な睡眠障害の原因・症状・治療から快適な睡眠を得るためのアドバイスとしてお役立て頂ければ幸いです。
睡眠力の低下
近年、睡眠力の低下に伴う睡眠障害が社会問題となっています。不規則な生活環境によって寝る時間が絶対的に足りない人が増加の一途をたどっている現状で今一度、睡眠の重要性について考えてみましょう。
私たちに欠かせない睡眠について正しく理解することが不眠症など睡眠障害を改善する一歩だと言えるのです。
例えば不眠に悩まされている人を性別的に見てみると、女性は10人に1人が長期にわたる睡眠障害に悩んでいるデータがあります。また年齢別に見てみると20代から40歳代の働き盛りの多くが「睡眠で十分な休養がとれていない」と答えています。あなたは前夜に質の良い快適な眠りを得ていますか?
覚醒と睡眠のサイクル
実際に不眠症で悩まされた経験がなければ「睡眠」について深く考えることなどないでしょう。しかし私たち人間にとって眠ることは至極当り前な日常の一部です。1日を構成する覚醒と睡眠のサイクルは夜になると眠くなり、朝が来ると目覚めるのが一般的です。ところが生活環境の変化によって、心地よい眠りを失いつつある現代社会の中で寝不足による覚醒と睡眠のサイクルの乱れは、ときに大きな事故を引き起こす原因にもなりかねません。
睡眠の役割
睡眠の大きな役割は、脳と体に休養を与えることです。また睡眠とは生命を維持するうえで必要不可欠なものであり、現代の脳科学が解明したところによると睡眠とは脳動的な状態であり、脳内で非常に重要な生理活動が行われている時間域であることが解明されています。
したがって心と体の健康を保つために人間は眠り、寝不足になると体と脳の様々な部分に弊害が起こるのです。
例えば誰でも目覚めたときに快適な気分になる朝や、睡眠不足による体のダルサや意欲が低下する朝を迎えることがあるでしょう。これは体が訴えているのではなく大脳の機能が低下しているために大脳自身が休養を求めている状態なのです。
あなたの睡眠チェック
快適な睡眠を得るためには、自分の睡眠習慣をチェックする「睡眠日誌」を付けることから始めましょう。日誌の付け方は毎日、目覚めた朝に就床時刻・就眠時刻・起床時刻を約1ヵ月以上記入するのです。こうした睡眠チェック表があれば自分の睡眠パターンの特徴を明確に把握することができます。例えば、寝不足の程度から平均睡眠時間・長時間睡眠・短時間睡眠などが読み取れるでしょう。
夜に眠れない人・朝起きれない人
夜眠れない人や朝起きれない人は「睡眠相後退症候群」という睡眠障害が考えられます。この睡眠相後退症候群は慨日リズム性の睡眠障害で若年層に多く、中学生や高校生で発症することも珍しくありません。
この疾患は不眠症とは異なるもので、一度眠りにつけば良質な睡眠を得ることができますが、眠くなる時間が通常の人よりも遅くなるため、朝に起きることができない午前中に頭が働かないという弊害が生じます。
睡眠相後退症候群の症状は、夜になると行動が活発化して明け方まで眠くならず、昼過ぎにならないと起きれないという特徴があります。このことから社会にうまく適応できないため、引きこもりになりやすく「うつ病」や「非24時間型睡眠障害」など現代的な病に発展する恐れも懸念されています。

